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2010年5月20日 (木)

今年こそは

すみぶちと申します。実務教育のセミナー講師をやっています。

私の世界で申します講師業というのは、いってみれば学校の先生のようなもので、受講者の前で知っていることを話すことが仕事です。

学校の先生と違うのは、相手が学生ではなく、社会人であり実務家である点です。「学生の本分は勉強」などと言いますが、社会人にとって勉強は手段です。役に立つか経たないかを即その場で判断される点が違いです。

こういう言い方をすると、「学校の先生より、俺たちの方がすごいぞ」という風に聞こえるかもしれませんが、本音はそうではありません。

次々に生じる環境変化に合わせ、実務教育のニーズも日々変わります。それに対応して来る日も来る日も教材を作成・更新して教壇に立ちます。そして思うことは、「もう少し腰を据えて仕事がしたい」というようなことです。

学校の先生、主として大学や高校の先生をイメージしての話ですが、それぞれご専門を持たれ、ご自身の専門分野について日々研究・研鑽をつまれ、その成果を教育という形で伝達しておられます。その点では私どもも同じなのですが、学校の先生方の方がじっくり腰を落ち着けた研究をされているのではないかと感じます。もちろんどの世界にも、日々の暮らしに埋没し、研究や研鑽とは程遠い生活を送られている方はおられると思いますが、そのような方々は横に退いていただいて、話を進めます。

我々実務教育の講師は、「これがわからないから教えてくれ」というニーズにこたえていくのが仕事です。ある分野に関して、その根本思想を理解していくということは、実は大事なのですが、常に後回しです。そこに来て、新しい知識が次々と追いかけてきますから、年末に今年の自分の仕事を振り返ってみたら、知識の切り売りに終わったな、と感じて情けなくなるのです。

また、切り売りする知識というのは新たに生じたものですから、知っている人は少ないわけです。もちろん最初は自分も知りません。常に勉強を要求されます。勉強という言葉に「強いる」という感じが入っているのを皮肉に感じます。

今年もはや半年の最後の月にさしかかろうとしています。今年こそは、腰を落ち着けた仕事が少しはできたな、と感じながら年を越したいものです。

Sumizuku_2  すみぶち塾

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